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【委員会のご紹介】
委員会メンバー:委員長:前田美穂
石田也寸志、堀浩樹、力石健、大園秀一、前田尚子、山口悦子
早川晶、清谷知賀子、瓜生英子、岩井艶子、辻尚子
JPLSGの長期フォローアップ(FU) 委員会は、血液腫瘍を中心として広く全ての小児がん経験者の晩期合併症について調査研究し、長期FU支援に役立つツールの開発とそれを可能にするシステム作りを目指して活動を行っている。また、各治療研究委員会と連携し、FUの視点からのプロトコール作りに協力している。
Ⅰ.各治療研究委員会との連携
JPLSG各治療委員会の臨床研究と長期FUの視点から連携している。1)ALL委員会(前田美穂、辻尚子)、2)乳児白血病委員会(早川)、3)HLH・LCH委員会(清谷)、4)AML委員会(石田、山口)、5)CML委員会(瓜生)、6)リンパ腫委員会(前田尚子、力石)7) TAM委員会(大園)、8) JMML委員会 (大園)
Ⅱ.ワーキンググループ(WG)活動 現在5つのWGで問題に取り組んでいる。
1)治療サマリー・FU手帳WG(大園、清谷、石田、岩井) (委員外担当:有瀧)
治療のまとめ(サマリー)の普及活動に重点をおいている。既に終了している本邦の治療プロトコールにおける薬剤使用量の調査が完了し、ダウンロード可能になるように整備中である。長期FU手帳(試行版)のアンケート結果に基づき、完成版の作成を検討中である。本年から治療サマリーWGとFU手帳WGは一緒に活動することになった。
2)教育WG(山口、早川、瓜生、辻、力石)
治療終了時に、病気の説明と治療後に長期FUが必要な理由を説明できるツールの開発を幼少児用、小中学生用、高校生〜若年成人用に分け行い、完成した。ゲームは公立はこだて未来大学メディアアーキテクチャ学科との共同で作成した。今後は医療者向け、教育関係者向けの教育ツールの開発を計画している。
3)ガイドライン作成WG(前田美穂、堀、前田尚子、清谷、早川、石田)
基本的なコンセプトとしては、小児がん経験者FUの一般的基準の推奨で、医療者向けの解説書として作成する。疾患別ガイドラインを主軸にし、治療法別・各臓器別・症状別の解説も盛り込む。今後2-3年ごとに見直す。本年度中に公開する予定である。
既に輸血感染症・予防接種・FUレベル5段階評価に関しては原案を会員ホームページで公開中であり、疾患別ガイドラインの原案がほぼ完成して、現在記述のフォーマットの統一を行っている。世界的には長期FU関連ガイドラインのハーモナイゼーションを行うプロジェクトが進行中であり、その結果を順次ガイドラインの改定に反映させる予定である。
【業績】
準備中
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